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母の本棚
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わたしの本好きは、母の影響だと思います。
夜中に急に目が覚めたとき、灯りのもれたふすまをそっと開けると、よく母がひとりで本を読んでいたのを覚えています。
小学校にあがって、ひらがなが読めるようになってからは、学級文庫や図書室の本を読みまくっていました。
大人用の本でも、(今考えると途方もなく、面倒だったと思うのですが)母が、難しい漢字にふりがなをふってくれて、読んでいました。
母のふりがなのおかげで、小学校1年か2年のときに、「窓ぎわのトットちゃん」を読破しました。

少し成長してからは、母の本棚から、おもしろそうな本を選んでは読んでいました。
高校生で「向田邦子」を読むことができたのは、母のおかげです。少し、早かったかもしれないけれど・・・。
何度読み返しても、本当に素敵な本ばかり。今でもときどき、実家に帰ると手にとっています。
向田さんの作品の中でも、特にエッセイ集が好きです。
彼女の人生観は、今なお色あせずに、現代の女性にたくさんの勇気を与えてくれていると思います。

本にまつわる思い出、ありますか? お気に入りの作家さんもおしえてください♪



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わたしの本棚のほんの一部です。
単行本は、増やしすぎると困るので、じっくり選びます。
何度も読み返したいもの、装丁が好きなのものを、手元に置いて大切にしています。
改めてみてみると、女性作家がほとんどですね・・・。(^^;)

瀬尾まいこ」さんの本が多いかな。
中学校の国語の先生で、ずっと講師と両立して作家活動をしてきた人。
去年、みごと採用試験に合格して、現役教諭として働きながら、作品を発表しています。
同い年でもあるし、共感するところが多い大好きな作家さんです。
by chocolat-au-choco | 2006-11-14 13:25 | 読書メモ


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